Wifeが[日光東照宮]へ行った記憶が消えかかっている!と言うので、
本当は30日に[日光・東照宮]へ行く予定だったんだけれど、
Wifeとの都合が合わずに[再度・釣り納め]に行ってしまった僕が【家主】の中山手 線です。
まぁね!
せっかくレンタカーを借りているんだから、遊ばしちゃぁ勿体無いもんね。
でも、本日の[晦日]は、毎年、神棚へ[詔]をあげ、仏壇は[年末法要]を催しているんだけど、
今年は[すべて繰り下げ]、31日の[晦日]は、[日光・東照宮]へ出発!
僕たち[ワンコ]も行きます!です!
そうそう!
クルマを持っていた頃は、1年に5回は[日光・輪王寺]へ行っていたもんだ。
あっ、ちなみに[東照宮]等には寄らずに、ほんと[輪王寺]のみ。
当時、もっぱら[お祓い]をしてもらっていました。
自分で自分をお祓いできないもんで、、、、です。
はい。
到着しました!
ワンコ達を乳母車に乗せて出発です。
[輪王寺]駐車場から[輪王寺]へ歩いて行くと、
毎回、この[お地蔵さん]と出会います。
オン・カカカビ・サンマイエイ・ソワカ
大変、ご無沙汰しております!
ご利益があるのか?は知りませんが、
仏像に手を合わせる時は、その仏さんの真言を3回唱えながら手を合わせます。
職業柄?、[普通の合掌]ではなくて、[金剛合掌]ですけどね。
おやおや、、、
輪王寺は、改修中です。
中に入れるのかな???
とは言っても、ワンコ達がいるので、そもそもが入れないですけどね。
[輪王寺]では、[星供養]のお札を頂き、
ご本尊へ手を合わせて終了。
イザ!、[東照宮]へ Go!なのだ!
明日は[元旦]と言うこともあって、
露店のトラックやワゴンが参道に駐車されて、
それぞれ用意に大忙しみたいです。
それにしても、明日は歩けないぐらいの人の多さになるだろうなぁ、、、、
参道の途中に、[七福神]さんをお祭りしているお寺があります。
過去に、ここで[大黒天の尊像]を頂き、未だにお祀りさせてもらっております。
そうそう、仏さんへのお土産に[お線香]を買わなきゃ!
ちなみに、僕は[おみくじ]はしません。
七福神さんのお寺への入り口に、[光明院稲荷社]があります。
鎌倉時代の中期頃に、[弁覚僧正]というお方が、この[光明院]を建立されて、
日光山の本坊としたという事は、江戸時代初期に[天海僧正]が[輪王寺]を建立されるまでは、
この[光明院]が日光山の本坊だったという事だね。
その本坊の守護の為に、この[稲荷社]を勧請されて[光明院稲荷社]とされたらしいですな。
はい。
ここが噂の[光明院稲荷社]です。
ちいさなお社です。
が、古さは隣の[七福神]さんのお寺よりも古い由緒ある社です。
真言宗的には、お稲荷さんは[荼枳尼天(だきにてん)]としてお祀りするので、
ここでは、[荼枳尼天の真言]を3回唱えます。
オン・キリカク・ソワカ
[合掌]
[東照宮]前へやってきました!
それにしても、天台宗のお寺は[拝観料]ばかり取るので、
巡る度に財布が軽くなっていきます。
色あでやかな五重塔です。
それにしても美しい!
他のお寺で、こんなに美しい五重塔は無いだろうなぁ、、、
サスガ、江戸幕府の鎮守のお寺だけのことはあります。
お金かかってますな!
明日の[初詣授与所]として、大きなテントっていうか、タープが張られております。
ここで何を授与してもらえるのかな?
東照宮へ初詣をしたことがないので解らないけど、興味ありますな!
あっ、正面に張られているポスターのいずれかをもらえるのかな?
いや、天台宗だからもらえるのではなく、お金を払って買うんだろう、、
多分、、、、、
さてさて、
拝観料を払って、東照宮へ入っていきます。
一応、ワンコ連れなので、本堂等の中へは入れないとの事。
個人的には、拝観料を払わずに素通りしたかったんだけど、
Wifeが楽しみにしているので、東照宮の境内に入ってみる事にしました。
それにしても、中国の方ばかり、、、です。
ワンコ連れの中国の方もおられました。
???
話は変わって、
見事!としか言いようのない作りです。
こりゃぁ〜、維持する方が大変じゃよね!
[東照宮]の本殿も改修中でしたが、
いやいや、見事な作りです。
素晴らしい!
徳川将軍家って、やっぱ、絶大な力を持たれていたんですな。
どれも、これだけ美しい建造物を他で見たことがない!
そりゃぁ〜、世界遺産になるはずですわぁ!
本殿や五重塔以外の建物も、すべて金箔ベースで美しく作られてます。
この建物は、何?なのかは解りませんが、解らない建物でも見事に作られてます。
ちょっと真下から写真を撮ってみました。
細かい模様があでやかです。
職人技です。
有名な[陽明門]です。
それにしても、美しい!以外の言葉がでません!
この純白と金箔の、、、、キレイですです。
おやおや、初めて知りました!
[陽明門]の天井には、[鳴き竜]と同じ[竜神]が描かれてます。
こちらは、[昇り竜]なのかな?
[昇り竜]と[降り竜]で、[一対]なんですが、、、
こちらは、どっちの竜なのかな??
いやはや、それにしても見事な[龍神]です。
[東照宮]本殿です。
バカチョンのデジカメなので、綺麗に撮影できてませんが、
絶句!の美しさです!
[左甚五郎]で有名な[眠り猫]があって、
その奥には、[奥宮]として、[徳川家康公]のお墓があるとの事!
[眠り猫]は知っていたけれど、[徳川家康公]のお墓には行ったことが無いし、
そもそも、[東照宮]には何度か来ていたけれど、知らなかった!
僕の実家の近くにある[粉河寺]にも、[左甚五郎]作と伝わる[虎]の彫り物が保存されており、
江戸時代では、夜中に彫り物の[虎]が飛び出て、村を荒らしたとの伝承がある。
幼い頃に、父親に連れられて何度か見たけれど、夜中に飛び出るようなリアルな[虎]ではなかった記憶があるが、
この歳になると、当時の江戸時代では、動物園もなく、誰もが[虎]を見ることができない時代で、
そもそも、その彫り物の[虎]が[虎という生き物]と見物客が見に来ていたとするならば、
[左甚五郎] が彫ったその[虎]は、まるで現代の僕たちが動物園の[虎]を見る感覚と同じだったのではと思うと
彼が彫った作品の精度の高さは、まさに[神の如しの腕前]だと感心してしまう。
このふくよかな身体つきをした[眠り猫]は、
まさに生きているのでは?と思える作品に仕上がっている。
この[眠り猫]を見る為だけに、[東照宮]へ来られる方もいるのでは?
誠にもって、素晴らしい!
さてさて、
[眠り猫]が眠っている間に、その下をそっとくぐり抜けて[徳川家康公のお墓]を目指します。
片手にワンコを抱き、片手でデジカメで写真を撮影しているのだけれど、
ワンコが重すぎて、カメラを持つてが震えてしまいます。
取りあえず、のっけからこの石段を登ります。
最初の石段を登り終えると、平坦な石畳の参籠が200mほど続き、
取りあえず、真っすぐ歩いていきます。
今度は、ちょっと長くて急な石段が出現!
こりゃぁ〜、辛い!
それにしても、赤ちゃんを抱いている女性は、本当にスゴイ!と思う。
男にはできない!
長い石段を登ると、踊り場的な場所が出現し、
ここで、ちょっと休憩なのだ!
???
何々?
何を書いているの?
なるほど!
石段は、一段毎に一枚石を用いているとの事なのね。
つまり、一枚石なので、石段が崩れにくい!ってことを言いたいと思うのだけれど、
その様な解説も付け加えれば良いのに、、、!
さて、最後の石段を登りますか!
にしても、かなり急な石段だなぁ、、、
ワンコが重い!
石段を登りきると、
[東照大権現の鳥居]が立ちはだかっており、
この鳥居をくぐって中に入ります。
中に入って、まず目にするのは、
右手に佇んでいる[御宝蔵]という建物。
なになに??
この[御宝蔵]には、当時の朝廷から[徳川家康公]および[東照宮]に送られた
[官符]や[宣命]の文書が納められているとの事。
と言うことは、将軍宣下や従一位太政大臣宣下などの文書が納められているってことね。
[御宝蔵]を過ぎて、石段を登ると[奥宮拝殿]が現れる。
この[奥宮拝殿]は、将軍でないと入れなかったとの事。
この時代に生まれてきてよかったのだ!
はい。
下の写真が[奥宮拝殿]です。
[東照宮]の本殿とは違って、重厚感ある落ち着いた建物にです。
拝殿の中は、この様になってます。
この中で宮司の方が天台宗発生の[山王一実神道]の形式に則って詔をあげているんでしょうね。
今も、[山王一実神道]なのかな?
ちなみに、真言宗では[両部神道]ですです。
拝殿の横から奥にある[徳川家康公]のお墓が見れるようなので、
グルっと廻ってみることにしました。
すると拝殿の奥には[鋳抜門]という建物があり、
その[鋳抜門]は、下記写真の札が立っておりました。
この[鋳抜門]も、拝殿と同様に、重厚感あふれるしっかりとした門構えです。
門の左右には、ちょっと変わった狛犬君がおります。
バカチョンのデジカメでは、望遠がイマイチなので残念です。
こちらが[家康公]の墓所となる[奥宮御宝塔]との事です。
そうかそうか、、、、
[家康公]が亡くなった当初は、木造だったんだ、、、
その後に、石造に改められて、5代将軍綱吉公の時に、現在の唐銅製に改められたとの事。
遠くから見ると、こんな感じです。
大きいお墓であることは間違いないけれど、
大きさだけなら、高野山で眠られている[豊臣秀吉公]のお墓の方が大きい。
まぁ、[秀吉公]のお墓は、石造ですけどね。
でも、サスガ! 天下統一をされた方のお墓です。
[奥宮御宝塔]の周りをグルっと廻ると[ご神木]と思われる大きな杉の木があり、
なぜか?、その[ご神木]にお賽銭をあげ、手を合わせてお祈りをしてました。
かなり並んでいたので、僕達は通り過ぎましたけどね、、、。
このお守りにもなっているのが、先ほどの[ご神木]である[叶杉(かのうすぎ)]だったんだぁ〜
諸願成就らしいけれど、まぁ、信じる者は救われる!
Wife:ちょうど財布のお守りがなくなっちゃったから一つ買ってもいい?
家主:(一体800円、、、多分、原価100円前後だと思うけど、、、) うん。記念に買えば!
[奥宮]から本殿へ戻ってきました。
僕は、その昔、何度か本殿へ入っているので、
家主:僕とワンコ達で待っているので、本殿へ入ってきなよ。
Wife:いいよ、先にパパが入っておいでよ!
家主:僕は、過去に何度か入っているから待ってるよ!
なんて会話をし、Wifeは1人で本殿へ入って行きました。
その間、僕はワンコ達と本殿周辺を散策です。
[東照宮]では、数多くの有名な彫り物があるんだけれど、
[晦日]だというのに人が多くて、ゆっくり見る事ができない。
まぁ、ワンコを連れているから、ちょいとあの場所へ!なんても難しい。
それにしても、美しいモノは何度見ても飽きない!とはよく言ったもので、
時間があれば、1日眺めていても飽きない!と思う。
本当に美しい神殿です。
彫り物に興味が出てきたので、デジカメでズームを試みてみた。
うん。なかなかちゃんと撮れております。
???
上の部分の左側はサル。右側は牛が彫られているけれど、
こちらも、かなりリアルに作られてますな。
いやはや、脱帽です。
また、一番下の中央におられる方は、中国の皇帝を模しているのかな?
もしくは、孔子なのかな?
本殿横には、御神輿を納めている建物があります。
こちらの建物も素晴らしい!
それも、金色の御神輿3台。
担ぐ時ってあるのかな?
もしくは、飾ってるだけ?
あっ、天井の羽衣を着た天女の絵も素晴らしい!
こちらは、[鳴き竜]で有名な建物です。
僕は、過去に1度だけ入ったことがあるので、
またまた、拝観料を払ってまでは!と思い、
家主:僕とワンコ達は、ここで待ってるから入ってきなよ!
Wife:私も、ここは入らなくてもいいよ。
ってなり、外から見るだけ、、、
[東照宮]を出る時にWifeが気づいたんだけど、
竹細工なのか?、[葵の御門]の細工がありました。
ちょっと可愛いですな。
無事、[東照宮]への参拝が終わり、次の[二荒神社]へ[Go!]なのだ。
ちなみに、[東照宮]へ手を合わせた時は、
南無東照大権現
七福即生 七難即滅 悉地成就
これで今年も平穏無事に生きることができ、
ご迷惑をおかけした方々に何かしらの恩返しができれば良いのですが、、、
まぁ、[他力本願]ではダメですけどね!
[日光二荒神社]の案内です。
[日光(にっこう)]は、もともと[二荒(ふたら)]であり、
[二荒(ふたら)]➡[二荒(にこう)]と読みが変遷していく中で、
あくまでも伝承だけれど、[弘法大師]が立ち寄られた際、
[二荒(ふたら)]/[二荒(にこう)]を[日光(にっこう)]の字を当てて変えたとの事です。
[東照宮]の脇道を通って、[二荒神社]へ向かいます。
この杉並木が[高野山]を思い出させてくれるので、僕はこの道が大好きです。
その昔、中学・高校生の頃、毎年正月元日は、高野山へ参詣し、
[高野山神社(丹生都比売神社:にうつひめじんじゃ)]へ初詣。
[金剛峯寺〜奥の院〜弘法大師御廟]へ初参り。
懐かしいなぁ〜!
杉並木を歩いていると、[痛さが伴う寒さ]に耐えきれない[Wife]と[ワンコ達]。
そばに流れ落ちている湧き水?の一部が凍っていることに気づきました。
僕的には、この[痛さが伴う寒さ]は実家の寒さに似ているので大丈夫なのですが、
川崎生まれ、川崎育ちの[Wife]と[ワンコ達]は、この[痛さが伴う寒さ]は無理みたい。
彼女たち的には、もっと[湿気を含んだ寒さ]の方が慣れているみたい。
[二荒神社]正門までやってきました!
この[二荒神社]の境内では、毎年[古物市]が開かれ、
クルマを持っていた頃は、良く来たもんです。
時折、掘り出し物の密教法具や仏像が売られており、
眺めるだけでも、面白いんです。
正門を過ぎると、鳥居が見えてきます。
不思議なんですが、僕が好きな神社の[御祭神]は、なぜか[出雲系の御祭神]。
あらかじめ調べて行くわけではないのですが、偶然ですな。
そもそも、[出雲大社]の[御祭神]は、その昔は[素戔嗚尊]で、江戸時代後期に[大國主命]になったとの事。
まぁ、[素戔嗚尊]の子孫が[大國主命]なので、同じ[国津神]。
ここ[二荒神社]の[御祭神]も[国津神]である[大己貴命(大國主命)]です。
[二荒神社]の[御由緒]です。
[御祭神]は、上記に記載した通り[大己貴命(大國主命)]/本地仏は[千手観音]
ちなみに、我が家の神棚の[御祭神]も[大國主命]、僕の御持仏も[千手観音]
だからと言って、ご利益が倍増するわけない!けど、ちょっと嬉しい!
ちなみに、
[田心姫命]は、福岡県は大宰府や広島県の厳島に鎮座する[宗像三女神]の一柱で、
[天照大御神]と[素戔嗚尊]との誓約で生まれた神様です。
この[田心姫命]が単独で祀られることは少ないんだけれども、
ここでは、[大國主命]の奥さんとして、祀られております。
あっ、この神の本地仏は[阿弥陀如来]です。
次の[阿遅鉏高彦根命(あぢすきたかひこねのみこと)]は、[大國主命]と[田心姫命]の息子さんです。
なぜか?、この神は[大御神(おおみかみ)]と呼ばれていて、
確か、[大御神]の称号は、[天照大御神]と
この[阿遅鉏高彦根命(迦毛大御神/かもおおみかみ)]の2柱しか呼ばれていないのです。
理由は、解りません!
境内の中に入ると、[夫婦円満のご神木]である[夫婦杉]が鎮座されてます。
まぁ、[大國主命]なので、縁結びや夫婦円満がご利益は、日本全国津々浦々まで同じですな。
それにしても大きな杉の木だこと、、、、
Wifeと二人で、今年はケンカなく、円満に!と合掌!
ついでに、ワンコ達2人も、ワンコ夫婦円満にと、合掌なのだ!
[まぁね。
その日はケンカしなかったけれどね。
正月が明けて、8日には夫婦史上最大の大喧嘩してしまって
千葉の師匠に仲裁をして頂き、表面上の波風は収まったけれども、
この(夫婦杉)、そんなにご利益はないと思いますです!]
こちらが[二荒神社]の本殿です。
本年度のお礼と来年度の願いを込めて、
[一拝祈念 二拝四拍手一拝(出雲式)]
祓い給い 清め給へ ×3回
幸魂奇魂守り給い 幸い給へ ×3回
ヨシ! これでOKなのだ!
あっ、そう言えば!
昔、父親に言われていたのを忘れていた!
神は崇めるモノで、
願うモノではない!
願っちゃったよぉ〜!
神さんに怒られる!!
あれれ〜!
御神楽に、こんな大国さんっておられたっけ??
それにしても、お顔が良くない大国さんじゃね。
なんか、有難味が、、、、
そう思うのは、僕だけかな?
狛犬君です。
・・・・・・・・・・・・
どう見たって、ライオンじゃないかぁ!
狛犬君と言うより、ライオンだよね!
やっぱ、ライオンだよね。
ここの狛犬君って、こんなライオンだったっけ?
ちょっと来ない内に、狛犬がライオンに変わっちゃったよ!
なんだかなぁ〜、、、
有難味が薄くなっていってる気がする。
ここ[二荒神社]には、高野山の奥の院的なモノがあって、
これがまた、別料金なんです。
まぁ、この参道の途中には、[病気を治す]と言われる伝承の[湧き水]が湧き出しており、
取水は自由なんだけど、、、、
過去に一度、入って湧き水を飲んだことがあるけれど、
そんなに美味しい湧き水では無かった。
家主:入る?
Wife:折角だから、入っても良いけど、、、
家主:湧き水ぐらいしかないよ。
Wife:まぁ、、折角だから、、、
家主:それにしても並んでるね。
Wife:じゃぁ、いいや!、次に行こうよ。
この会話で、ここには入らずに、次に行くことにした。
家主:次が最後になると思うけれど、[徳川家光公の墓所]だよ。
ここがまた別料金でさぁ、、
それに階段が多いからワンコを抱いて登らなければならないんだよね。
乳母車を背負っていくのは辛いからママ一人で拝観してくれば?
Wife:ワンコ達も入れるの?
家主:あっ、受付できかなければ解らないなぁ、、
聞いてみてよ
Wife:また私が聞くの?
なんて会話をしながら、[二荒神社]を後にしたのだ。
ここが[国宝/徳川三代将軍 家光公霊廟(大猷院)]です。
一度、参拝した事があるけど、確か、[家康公]より艶やかだった気がする。
にしても、Wifeが受付けで[ワンコの入場可否]を聞いてくれたところ、
登るぶんは[OK]だけど、参拝は[NG]とのこと。
まっ、当然だよね。
って事で、
別料金だし、ワンコは[NG]だし、、、、
では、ここから[合掌]なのだ!
まぁね。心が飛んでいけば、距離なんて関係ないからね!
ちなみに、[大猷院]の案内図です。
春もしくは秋に来れば、景色がキレイなんだろうな!
まっ、ここは次回と言う事で!
予定すべての参拝が完了し、
ではでは帰途につきますかぁ!と駐車場へ歩いていると
拝観料 [無料]
おやおや、天台宗で拝観料が[無料]って珍しいじゃない!
[無料]であれば、ちょっと入ってみたいな!
Wife:いいよ。待ってる!
家主:有難うです!
本堂に入る階段を上がると、
天台宗独特の[三界万霊]の位牌。
南無三界万霊
と合掌して三回唱えてから入場。
仏教では、どんな時でも[右廻り]が正道。
ちなみに、あの世は[左廻り]です。
ここの寺内の内陣も[右廻り]です。
まず、お目にさせて頂いたのが[地蔵菩薩]
金剛合掌で、地蔵菩薩の真言を三回唱えます。
オン・カカカビ・サンマイエイ・ソワカ
フラッシュを使わずに撮影しているので、
手ぶれがスゴイけど、
おおおぉぉ!
これが天台宗独自の念佛の守護神と言われる[摩多羅神]なんだ!
初めてこの目で見ました!
ここで天台密教独特の[玄旨帰命壇(げんしきみょうだん)]を執り行っているのかな?
[玄旨帰命壇]は、元禄2年(1689年)に[禁断の法]とされ、[廃絶された]と聞いているが、
[法華経の理念]である[衆生の命の根源]である[一心三千]を実現する儀式として、
今もやられているのであれば、一度、見てみたい!
そもそも[摩多羅神]とは、天台宗独特の本尊[異形神(いぎょうしん)]で、
みずから[摩多羅神]と名乗り、自分を崇敬しなければ往生させない!とすごんだという伝説があり、
現在では、[浄土経典]と[念佛]の守護神となり、
それを害する者を破折すると伝えられている怖い神さんなのです。
また、[大黒天と習合された]らしく、[災厄を祓い、福をもたらす神]として
民間信仰の対象になっているとも聞いているけど、僕的には怖い印象しかない本尊です。
また、この[摩多羅神]は、あくまでも[天台密教の神]であり、
真言宗ではお祀りをしていないんだけれども、
真言宗豊山派の一部のお寺では[摩多羅神]を祀っているらしい。
にしても、初めて見たので、大感動です!
この[摩多羅神]の真言は、教えてもらっていないので、
解らないけど、取りあえず、手を合わせて
南無摩多羅神
なのだ!
本堂内陣の中央には、[阿弥陀如来]がお座りになられております。
いやはや、落ち着きますね。
さてさて、心を正して、[阿弥陀如来]の御真言を3回唱えましょう!
おん・あみりた・ていぜい・からうん
家主:ごめん! 待ったね。
Wife:うん。大丈夫。お腹が空いたから食事処を探してた。
家主:ママは燃費悪いからね。
Wife:お腹空いてないの?
家主:いや、空いてるけれど、ワンコ同伴は無いよ!
Wife:そっか〜!
家主:途中、コンビニでお握りでも買って食べようよ。
Wife:お腹空いたなぁ〜、、、
Wifeは、お腹ゲージの[ランプが点灯する]と
ムチャクチャ機嫌が悪くなるから、マジ厄介なのだ!
[ランプが点灯する]前に、ここを出なければ地獄になる!
急げ! ワンコ!
僕がフライフィッシングで良く来る[戦場ヶ原]を見たい!ってWifeが言うので、
[中禅寺湖]まで来たけど、良く考えると[戦場ヶ原]は、冬は閉鎖だった。
仕方がないから、ここ[二荒神社中宮祀]および[奥宮登拝口]の駐車場で、
クチャオとエクボのワンコ達のトイレなのだ!
この子たちって、一応、[輪王寺〜最後の常行堂]まで、
神聖なる場所だったからなのか? ず〜っとトイレを我慢していたのだ。
偉いぞ! ワンコ達!
見て下さい!
この[中禅寺湖]の綺麗かつ神聖な日没。
家主:こんな場所に住みたいなぁ〜!
Wife:来るのは良いけど、住むのは嫌です!
やっぱ、田舎者は田舎が良いんですかね?
僕的には、ムチャクチャ落ち着くんですけどね。
帰りは、高速代がもったいないので、
東北道を走らずに、国道を南下し、
無事に帰宅しました。
今から、大晦日の餅つきや初詣は辛いなぁ〜!
でも、毎年の行事だもんなぁ〜、、
頑張るか〜、、、
【ここで一句】
この一年
破った規則
盛り沢山!
では、除夜の鐘を迎える事とする。